アナロジーとはⅡ −授業でも使えます−
- 作者: 瀬戸賢一
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 1995/04/17
- メディア: 新書
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上の本には、メタファーとアナロジーについて、次のように説明がありました。
割りきっていえば、メタファーが点対応であるのに対して、アナロジーは面対応である。たとえられるものA(未知)が、たとえられるものB(既知)との点対応によって理解される−これがメタファー。たとえられるものAの諸特質(a1 a2 a3 ..... )が、たとえられるものBの諸特質(b1 b2 b3 ..... )との面対応によって理解される−これがアナロジー。アナロジーとは、一貫したメタファーの連続的対応のことをいう。
つまり、次のような関係ですね。
「「伝わる!」説明術」では、アナロジーといいながら、ここでいうメタファーの内容が多いように思いました。それで、腑に落ちなかったのです。
学習でもメタファーやアナロジーを用いると、生徒の理解が促進されます。理科の学習でよく使われる例は、次の通りです。
メタファー
アナロジー 眼の構造とカメラの構造、電子軌道と太陽系、これらは複数点で類似があります。
次は、わたしが生物の授業でよく使ったアナロジーのオリジナルです。分かりますでしょうか (^_^) 。
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