教育

  研究授業「心臓のしくみ」

地元の中高一貫校で高等学校生物教育会の総会がありました。研究授業は中学2年生の心臓のしくみ。中学校の授業を見るのは久しぶり。ニワトリの心臓を解剖して左心室と右心室を比較する授業です。血管からピンセットを入れて奥まで入ると、そこが左心室です…

  低学年指導研究会@ベネッセ

午後から、ベネッセ主催の「低学年指導研究会」へ出席してきました。1年の担任をしているときには、毎回参加しています。 今年の1年生を3年生が1年だった時と比べると、1)勉強も部活も頑張って両立させたい、2)けど中学校時代は休日はほとんど勉強し…

 大手前高校剣道部主将久保田鈴之介君

放送があるよと教えていただいた大手前高校剣道部主将久保田鈴之介君の番組(『スーパーニュースANCHOR』の特集)。なんと録画に失敗 (>_ 番組では、末期がんで大学入試センター試験を受験したことを紹介していました。普通では考えられません。病床でも勉強…

 「学校評価と学校改善」研修会

今日から名古屋で、独立行政法人教員研修センター主催の教育課題研修会指導者海外派遣プログラム「学校評価と学校改善」の事前研修会が開催されました。特に興味深かったのは、京都産業大学の西川教授の講義でした。講義は、「学校評価」は学校の在り方の一…

 新教育課程説明会 【特別活動部会】 に参加

高等学校では、昨年度から直ちに実施可能な、総則、総合的な学習の時間、特別活動の新学習指導要領の規定を先行実施しています。分掌が生徒指導部ということで、地元の教育研究所で行われた新教育課程特別活動の説明会に出席しました。理科以外の説明会に出…

 全国人権・同和教育研究大会

全国人権・同和教育研究大会に参加しました。今日は1日目で、午前中は全体会。主催者の高松秀憲委員長のあいさつの後、知事を始め7名もの方から祝辞を受けました。参加者の立場から考えると少し形式的だと感じました。次に、研究大会基調が事務局からなさ…

 太田あや『東大合格生のノートはかならず美しい』

本屋でこの本を探すと(広告で知っていました)、参考書売場に平積みされていました。B5版、まさにノートサイズでちょっとびっくり。著者は太田あやさん、ベネッセで会報誌の仕事をしていて東大生のノートを知ることになり、美しいノートと東大合格がつな…

 堀川高校教育研究大会

京都市立堀川高等学校の教育研究大会へ行ってきました。わたしの勤務校は文部科学省の学力向上拠点形成事業を受けており、堀川高校の充実した取組を参考にするためにです。堀川高校は地下鉄四条駅から歩いて7、8分程度の交通の便がよいところにありました…

 ベネッセ低学年指導研究会

ベネッセ主催の低学年指導研究会へ行ってきました。テーマは「自立した生徒を育てる低学年からの学力育成−事後指導から目標設定指導への転換−」です。 研究会の構成は2部構成で、第1部は「社会環境と大学入試環境の変化」、第2部は「低学年からの学力育成…

  サイコロトーキング

今日のホームルームは、クラス独自で内容を決めて実施するものでした。そこで、「サイコロトーキング」を行いました。構成的グループエンカウンターのアクティビティの一つです。サイコロトーキングは、6人のグループをつくり、順番にサイコロを振り、出た…

 学力向上職員研修会

今日は大学の教育学部の先生を招いて職員研修会が行われました。内容は、「本校の学力向上の取組にむけて」というものでした。短時間で、多くのことを教えていただきました。先生は、まず、「本日お伝えしたいこと」という結論を最初に話され、「なぜそのよ…

 一致団結

明日から3日間、陸上競技のインターハイ予選です。今日は練習を軽く終えて集合をしました。インターハイ予選の前日は、どこの学校でも明日からの健闘を誓ってなにかしらのセレモニーがあります。 これまで勤務した2つの学校では、セレモニーでは、3年生が…

 インターンシップが始まったわけ

高校生を前に、インターンシップについて話をしました。 ◯フリーター、ニート、早期離職者について 中学生の職場体験や高校生インターンシップがなぜ始まったか知っていますか。まずその話をしていきます。最初は、フリーター、ニート、早期離職についてです…

 生物教育で宮崎へ

生物教育にかかわる会議で、宮崎へ来ています。現在、昨年度から学習指導要領の改定作業が進められていますが、現在は、様々な理由で中央教育審議会(中教審)の審議がストップしており、それに伴って改定作業もとんざしているようです。学習指導要領の改定…

 全国環境学習フェア(茨城大会)

環境学習が各学校で充実したものになっているかどうかは疑問です。例えば、高等学校の各教科で、学習指導要領における環境にかかわる内容の一層の充実が図られているかといえばそれは各教師に任されており、環境問題に熱心な教師が教材を工夫して行っている…

 三村隆男「キャリア教育入門」

高卒生の高い早期離職率(48.2%)、フリーター(201万人)やニート(64万人)の高水準での推移がみられ、子どもたちが自らの適性や能力に応じて、主体的に進路を選択できていない実態がクローズアップされています。 そのために「キャリア教育」の…

 新幹線のカリスマ販売員とコンピテンシー

毎日新聞に掲載されたある記事を紹介されました。となりの達人「新幹線のカリスマ販売員」です。カリスマ販売員とは、山形新幹線「つばさ」の車内販売員の斉藤泉さんです。斉藤さんは、東京−山形間平均売上げ8万円のところ、30万円も売り上げてしまうそう…

 子猫がやってきた

現在、うちに推定生後1か月ぐらいの子猫がいます。小学校5年生の娘が、先週の水曜日に、学校からの帰り道拾って帰りました。田んぼの端にうずくまっていたそうです。娘たちが近づいてみても逃げる気配はなく、目は腫れぼったく、目やにで開けることができ…

 普通科高校のインターンシップ

専門高校でのインターンシップは、企業インターンシップを中心として取組がなされています。専門高校では高校卒業後に就職する生徒も多く、自らが希望する業種職種が本当に興味・関心がもてるかどうか、また、仕事の内容について実際に知るために取り組まれ…

 「天突く龍を作れ」

長野県須坂市には、龍が臥しているように見える臥竜山(がりゅうざん)と呼ばれる山があります。近くの須坂高校では、7月に行われる「りんどう祭」と呼ばれる文化祭でそのシンボルとなる「巨龍」を4月から作り始めます。 先週の金曜日に放映された、NHK…

 インターンシップ考

ニート―フリーターでもなく失業者でもなく作者: 玄田有史,曲沼美恵出版社/メーカー: 幻冬舎発売日: 2004/07メディア: 単行本 クリック: 152回この商品を含むブログ (130件) を見る 玄田有史、曲沼美恵「ニート −フリーターでもなく失業者でもなく−」幻冬舎を…

 葱坊主(ねぎぼうず)

通勤途中にある畑のネギには、今、葱坊主がたくさんついています。ネギは単子葉植物で、ユリ科に属しています。タマネギはもちろん、チューリップやヒヤシンスも同じ仲間です。いつもぼんやりと思っていました。ネギの体のつくりって、どうなっているのでし…

  通勤で教えてもらった里山保全

先週、通勤電車の中で、森林ボランティアの活動をしている元同僚の先生に会いました。そこで、里山保全の話題がでました。 里山とは、人里に近い二次林のことをいいます。二次林は、その場所の原生林が伐採や風水害などによって破壊されたあとに成立したもの…

 鳥居哲也「フリーター・ニートになる前に読む本」

フリーター・ニートになる前に読む本作者: 鳥居徹也出版社/メーカー: 三笠書房発売日: 2005/06/30メディア: 単行本(ソフトカバー) クリック: 4回この商品を含むブログ (22件) を見る 鳥居哲也「フリーター・ニートになる前に読む本」三笠書房を読みました…

 「ウェブ進化論」から学校を考えてみると

「ウェブ進化論」のような目で、学校を見てみると、ネットにこちら側がと向う側があるように、学校には「学校のこちら側」と「学校の向こう側」があるのではないでしょうか。 今、学校は教育資金が十分といえない中で、学校改革にせまられています。学校が自…

 梅田望夫「ウェブ進化論」ちくま新書

ウェブ進化論 本当の大変化はこれから始まる (ちくま新書)作者: 梅田望夫出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2006/02/07メディア: 新書購入: 61人 クリック: 996回この商品を含むブログ (2353件) を見る 今、話題になっている『ウェブ進化論−本当の大変化はこ…

  『「学び」で組織は成長する』を読みました

「学び」で組織は成長する (光文社新書)作者: 吉田新一郎出版社/メーカー: 光文社発売日: 2006/01/17メディア: 新書購入: 2人 クリック: 11回この商品を含むブログ (38件) を見る 吉田新一郎「『学び』で組織は成長する」光文社新書を読みました。この本では…

 「学校の見える化」1:ホームページ

昨日話題にした学校の「見える化」について、何回かに分けて考えてみたいと思います(とぎれとぎれの話題にはなりますが)。最回は、「ホームページ」について考えてみたいと思います。学校の様子を見える化するツールとしては、最も効率的な強力なツールで…

 「見える化」

見える化-強い企業をつくる「見える」仕組み作者: 遠藤功出版社/メーカー: 東洋経済新報社発売日: 2005/10/07メディア: 単行本購入: 8人 クリック: 422回この商品を含むブログ (103件) を見る 遠藤功「見える化」東洋経済新報社を読みました。この本を最初に…

 括弧の名称

知っているようで、知らないのが括弧の名称です。理科の教科書を見ると、グラフがあります。その横軸と縦軸の単位には2種類の括弧が使われています。[ ]と〔 〕です。例えば、[㎝]とか〔㎝〕というようにです。これらの括弧の名称が気になり、調べてみ…