キューピー3分クッキングに学ぶ

オリジナル麻婆豆腐丼



 キューピー3分クッキングは、実際に料理をつくる者にとって、分かりやすい番組です。ということで、先日、何か3分クッキングから学ぶことがないか、しっかり見てみました。わたしが見たときの献立は、「レタスのそぼろあんかけ」です。


 料理は、先生と、助手のアナウンサーの二人で進められます。
まず、今日の料理のアピール。今日の献立では、「レタスまるまる1個が食べられてします」というのが売りでした。


 進行は、先生が料理の手順を説明していきます。そして、アナウンサーがちょっとしたコツを引き出します。
先生「ここでレタスの水をきっておきます」
助手「レタスは、よく水をきるんですね」
先生「そうです、水気が残っていてはそぼろの味が薄まってしまいます」
うまいかけ合いです。

 
 放映中は、ずっと画面の左上に「レタスのそぼろあんかけ」と表示されています。料理の各パートに入っても、何をつくるためにやっているのかが、分かります。また、途中から見た人にも親切ですね。


 調味料を入れるときだけ、調味料の分量がテロップで示されます。「しまった、メモするのを忘れた」って思っても大丈夫。最後に材料を一挙に示してくれます。


 3分クッキングのオープニングのように、授業でも、「今日の学習ではこんなことを考えてみます」「今日の学習をすると、こんなことができます」と授業の全体像やあらましが示されると取組やすいでね。それに、ワクワク感も出てきます。


 授業でのポイントの示し方も、だらだらとポイントを示さずに、ポイント部分を子どもに質問をして、そして、教師がポイントを示すといった具合に、テンポを変えたりすると効果的だと思います。


 また、学習することが、黒板に書かれていると、今日は何の学習かがはっきりします。特に、小学校では大切なことです。授業の途中で、振り返られるようなタイトルや課題の示し方が有効ですね。


 なんか3分クッキングにこじつけたようになってしまいました。何にでも学ぼうと思えば学べますね。画像は、わたしがつくった「レタスのそぼろあんかけ」をアレンジした「トマトとピーマンとニラの麻婆豆腐丼」です。木綿豆腐を使った方が良かったかな (^_^) 。


 この番組の枠は10分あります。3分クッキングといっても、実際には6分近くやっています。なぜ3分というのでしょうか。3分というのは、時間が短いという意味(ウルトラマンのカラータイマーを思い出します)なのでしょうか。それとも簡単にできますという意味なのでしょうか。3分クッキングがなぜ3分クッキングとネーミングされたのか知っている方はお教えください。