「ドラゴン桜」7巻読了 − 学習法について −
- 作者: 三田紀房
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2004/01/22
- メディア: コミック
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「ドラゴン桜」を7巻読みました。これだけの劇画を読んだのはいつ以来でしょうか。
「ドラゴン桜」は、水野(女子生徒)と矢島(男子生徒)を縦糸に、各教科担当を横糸に、話は進んでいきます。よくも、学習法と受験テクニックだけでこれだけ話を進められるものです。きっと、受験勉強に詳しいブレーンがいるのでしょうね。
興味深いのは、出てくる学習法が、学習心理学の知見と結びついているところです。
毎日10個の単語を完璧の覚えるより、毎日70個をとにかく繰り返せ!
これは、分散学習の理論でしょうか。
箇条書きにするよりも、大切な事柄を大木の幹や葉になぞらえて、相互に関連付けて表せ!
アイディア・ツリー。これは、有意味学習の理論です。
脳を効率よく使え!記憶ものは寝る前に!
短期記憶と長期記憶の記憶モデルです。
古文・漢文は、マンガを使って勉強しろ!
これは前回も挙げましたが、先行オーガナイザーの理論です。
こまかく関連付けていくと面白いですね。
学習心理学としての理論的な説明を劇画の中に入れると、学習法に深まりがでると思うのですが....。でも、くどすぎますかね (^_^) 。
これから時たま、「ドラゴン桜」を材料にしてブログをかいてみます。