本校校舎が国の登録有形文化財に


 本校校舎の本館北館、南館、渡り廊下が、国の登録有形文化財になる見通しとなりました。昨日、職員朝礼で、校長より発表がありました。


 
 


 現校舎(本館―北館と南館から成る)は旧制中学時代より使用されているもので、1933年(昭和8年)の竣工。建築にあたっては、歴史的な土地柄にふさわしい校舎にするため、当時の自治体は建築費として破格の予算を計上したそうです。岩崎平太郎の設計で、帝冠様式を思わせる仏教様式が引用的に採用されています。帝冠様式とは、1930年代のナショナリズムの台頭を背景に、モダニズム建築に対抗して日本で発生した建築様式です。現代的なビルに日本の伝統的な屋根(瓦)を載せたとても特徴的な意匠をもちます。「軍服を着た建物」という異名をもつ建築物様式としても知られています。

 生徒にも知らせたらよかったですね。今日の地方版には大きく取り扱われていましたから。知っていて読むのと知らずに読むのとでは、感動が違うと思います。みんなで「校舎を大切に使おうね」ということで喜びを分かち合ったらよかったです (^0^) 。


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