ホームルーム役員選出



 担任にとって、クラスの室長が誰になるかは気が揉むところです。授業の前後でしっかり号令がかけられる。何かあったときには、迅速に動いてくれたり、クラス全体のことが考えられたり、リーダーシップが必要となります。ですから、やる気のある生徒が立候補してくれるのが一番です。


 今日のLHRは役員選出。最初はその室長の選出。始業式の日から立候補者を募っているのですが誰も声を上げてくれません。困りました。それで、室長選出について生徒に提案をしました。「室長に絶対なりたくない者はしかたがない。人それぞれ役割があるのだから、すべての者がリーダーになる必要はない。その者は脇を固める役をして欲しい。それで提案だが、絶対なりたくない者以外の者で話し合って室長を決めて欲しい」


 それで全員を立たせて、「絶対に室長ができない者だけ座りなさい」と言いました。すると、どんどん座っていきます。「あれ〜」 全員座ってしまうかとあせったら、1人だけ座らない男子生徒がいました。それで、「やってくれるか」と声をかけると、「はい」と答えてくれました (^0^) 。えらい、えらい。よく引き受けてくれました。よろしくお願いします。



 もうひとつ適性が重んじられる役員は体育委員です。これが最後まで残ってしまい、運動ができない、そして声が出ない者がなってしまうと困りものです。こちらから決め方を提案しました。運動部員の互選です。これについても、その方法で無事決まりました。ほかの役員については、みんなの協力でスムーズに決まっていきました。各教科の係も決め、一人一役となります。後はしっかり仕事をしてくださいね (^0^) 。


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