冊子 『 ２年２組 Dreams☆come 』

　以前ブログで、ＨＲ活動の一環として、冊子 『４月までに何をすればよいのか』 を作ると書きました。この冊子では自分の進路実現のために、３年生までにどのような学習をすればよいのかを、グループをつくり自分たちで教科担当に取材をしてまとめます。

　２月中旬に完成予定だったのですが、何やかんやと３月上旬にずれ込んでしまいました。原稿が最終的に出来上がったのが、学年末考査１週間前に突入する直前でしたから。あせって、急かしてもよくないので気長に生徒の作業を待ったのです。特に各グループの班長さんは苦労したと思います。本当にご苦労様でした。冊子の名前も 『２年２組 Dreams☆come　- Surely your dreams will come true in the future. - 』 としました。

　担当の先生方のご協力で、生徒のこれからの指針となるようなものができました。センター試験を分析して何に着目して学習したらよいか、おすすめの参考書や問題集、学習の心構え、先生になった理由などなど。じっくり読むとそれぞれの先生方の人柄が感じられるものになりました　(^0^)　。生徒たちには、これを活用して早く自分の学習スタイルを確立して欲しいと思います。

　今回の作業を通して感じたのは、生徒がこのようなものを作成することが苦手であることでした。小学校からの「総合的な学習の時間」で協力しながら、取材して、編集して、それを表現する力が身に付いているのかと思いきやそうではありませんでした。例えば「ビジュアルなものを作りましょう」と言っていましたが、なかなか難しいものがありました。おそらく、総合的な学習の時間は、「活動あって学びなし」というような状況ではないかと思います。まして、高校では形骸化していますし。

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