「職業を選択するとき」−キャリア教育公開HR−


 5限目に、キャリア教育の公開HRを行いました。このHRにはクラス独自で工夫できるHRの時間を当てました。本校はいわゆる進学校です。しかし、30年前と進学状況を比較すると、いわゆる難関大学の進学数は激減しています。それにはしかたがない面があります。当時とは入学する生徒の層が違っているのです。小学校から中学校へ進学するときに、最上位層は私立中学校へ抜かれます。中学校から高校へ進学するときに、次の上位層が私立高校へ抜かれてしまいます。地元からも凋落(ちょうらく)著しいと揶揄されます。


     



 この状況を少しでも打開するためには、キャリア教育の視点が大切です。近視眼的に出口指導ばかりに目をとられていてはいけません。遠回りのように見えますが、「大学の向こうにある社会」を意識させることが、生徒の学習意欲を高めることにつながります。そんなことを考え、「職業を選択するとき」という主題でHRを行いました。事前にとった生徒アンケートの結果、NHK「あしたをつかめ『為替ディーラー』」、大人からの職業を選択したときの聞き取りの結果を利用して行いました。職業を選択するとき、何が大切かを考えさせます。8人の先生に見に来ていただき、生徒とも和気あいあいとHRを進めることができました。目標は達成できたかな (^0^) 。指導案は次の通りです。

          
  「職業を選択するとき」HR.pdf 直 ← クリックしてください。


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