不審者で巡視活動

　１学年のある担任の先生が生物室に来られ、昨日女生徒二人が不審者に遭遇したことを報告に来られました。部活動の帰りに通学路から路地へ入ったところ、少し先の丁字路に男性が立っており、こちらにその男性が走ってきたので来た道を引き返したということでした。通学路に出て振り返ってみるとそこにはいなかったそうです。

　本校の周りは昔ながらの家並みで、細い路地が巡らされています。そんなことで、不審者が時折出没します。生徒には通学路を通るように指導しているのですが、人通りの多いところを嫌う生徒やカップルが路地へ入っていきます。以前も路地をカップルで歩いていて女生徒が変質者からちょっかいを出されたことがありました。

　昨日のことなので、夕方に巡回を行うことにしました。１７時から３０分おきに２０時前まで巡回を行いました。巡視することによって、不審者が見ていたら犯行の抑止になるでしょうし、生徒も安心感を覚えます。また、教頭から警察へ連絡を取ってくれ、１９時ごろに所轄から警察官が来られました。教頭が簡単な経過の説明し、わたしが補足しました。大きなことになる前に未然に防ぎたいとのことで、パトカーやミニバイクで２０時まで巡視を行うと話をされました。ありがたいことです。

　今回被害にあった時間は１９時３０分。陽が落ちるのが早くなっており、街頭はあるものの辺りは薄暗いです。よくもそのような路地へ入っていこうとするものです。これまでも言ってきましたが、明日のＳＨＲで再度注意を喚起しようと思います。

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