新教育課程説明会 【特別活動部会】 に参加


 高等学校では、昨年度から直ちに実施可能な、総則、総合的な学習の時間、特別活動の新学習指導要領の規定を先行実施しています。分掌が生徒指導部ということで、地元の教育研究所で行われた新教育課程特別活動の説明会に出席しました。理科以外の説明会に出席するのは初めてです。説明会は昨年と同様に新学習指導要領の伝達講習です。



 内容は「学習指導要領の改善について」「各活動・学校行事の目標と内容等について」でした。特に重点的な伝達はホームルーム活動の内容について。高等学校のホームルーム活動は、「(1)ホームルームや学校の生活づくり」「(2)適応と成長及び健康安全」「(3)学業と進路」の活動内容に分かれ、それぞれ入学から卒業までを見通して、取り扱うものとして複数の項目があります。


 印象的だったのは、指導主事から「ホームルームは楽しいだけではダメだ」ということを言われたことです。まさにその通り。教科と同様ですね。自分のやっているホームルームを考えたときに、ある力を身に付けさせたいという意図はあるのですが、なかなか生徒をそこに収束させきれていないように感じます (>o<) 。簡単に言うと中途半端なのです。持ちネタを無理にこじつけてホームルームの題材を決めている、時間が足りない、話合いにもっていきにくいなどいろいろと理由があるのですが、そんなことばかり言っていてはダメです。もう少し考えて、準備をしっかりしてホームルームに臨みたいと思います。


 閉会の時、部会長先生からは「特別活動では生徒のいろいろな姿を観察できる。また、それを観察する洞察力が大切だ。多くの新しい教員がこれから現場に入ってくるが、それを伝達していってほしい」というような話をされました。これまた同感です。一昨日も書きましたが、教室以外で見せる生徒の表情は様々でいろいろな発見があります。この部会長先生ですが、昔同僚でした。お昼に研究所からは離れた讃岐うどんの店に入ったのですが、偶然席が隣り合わせになりました。奇遇でした (^_^) 。


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