水菜(ミズナ)はアブラナ科です。
嫁さんが実家から菜の花をもらってきました。それでおひたしを作ろうとしたら、別の種類が混じっていました。葉を見ると、葉の縁には深い切れ込みがあり葉先はとがっています。それは「水菜(ミズナ)」でした。水菜もアブラナ科の植物だったのですね。黄色の十字花です。右は、菜の花のおひたしです。
水菜は京野菜で、畦に水を引いて栽培したことから「水菜」と呼ばれました。わたしは野菜スープや湯豆腐に入れますが、子どもたちはあまり好きではありません。ほろ苦さが苦手なのでしょうか。「水菜」にはカロテン、ビタミンC、カルシウム、鉄分が多く含まれています。冬、霜が降りてさらに美味しくなります。俳句では春、初春の季語となっています。
水菜煮て嵩(かさ)忽(たちま)ちに低くなる 鈴木飛鳥女