LHR『ドキュメンタリー オブ AKB48〜1ミリ先の未来』
1月10日に放映された『ドキュメンタリー オブ AKB48〜1ミリ先の未来』をLHRでどう使ってやろうかと考えていました*1。LHRをするときには、普通は目的があって手段を選ぶのですが、今回は手段に合わせて目的を考えました (>o<) 。思案のあげく、今年度最後の個人面談をやっているのですが、自分の将来が考えられない、考えようとするきっかけがないという生徒が多い現状を踏まえて、「このドキュメンタリーで、AKB48のそれぞれが自己の目標を目指してひたむきに努力している姿に共感することを通して、自分の将来に対する思いを振り返る」ことを目標にしました。
LHRの意識付けとクラスでの「AKB48」にかかわる情報を得るために、次のような質問に答えてもらいました。1は、AKB48から連想することを3つ、4では、社会的なブームになった理由をたずねました。
2 あなたは「AKB48」に好感をもっていますか。番号を入れてください。
1:とてももっている 2:ややもっている
3:あまりもっていない 4:まったくもっていない 番号( )
3 「AKB48」のア〜コについて、あなたの思いに近い数字を記入してください。
1:そう思う 2:まあ思う 3:あまり思わない 4:まったく思わない
( ) ア 大人のお金儲けの道具である。
( ) イ 夢と希望を与えてくれる。
( ) ウ わたしも「AKB48」に入りた〜い。
( ) エ 人間関係どろどろしてるんじゃない。
( ) オ いずれ飽きられるに違いない。
( ) カ 元気をもらうことができる。
( ) キ 一生懸命さが大好き。
( ) ク 歌も踊りも上手だなあ。
( ) ケ 実物を見てみたい。
( ) コ なんで騒ぐの。どこにでもいてそうな子ばかり。
昨日はパワーポイントづくり、今日は一コマしか授業がなかったので、昨日のアンケートの集計をしました。驚くことに「AKB48」の好感度は、女子の方が高いのです。また、「夢と希望を与えてくれる」「元気をもらうことができる」というのも、女子の方が肯定的です。やはり、同性の彼女らが頑張っていることに共感ができるのでしょうか。男子はちょとよこしまな目で見ているのでしょうか (^_^) 。
LHRは「『AKB48』のルーツをたどる」という話から始めました。70年代の「キャンディーズ」、80年代の「おニャン子くらぶ」、90年代の「SPEED」、2000年代の「モーニング娘」をYOUTUBEの動画も見せながら紹介しました。生徒は「キャンディーズ」はまったく知りませんでした。また、SPEEDが出てきた1996年には何とまだ2歳なんです (^_^;) 。
次に、アンケート結果を報告しました。そして、「ドキュメンタリーを見て、何かを学ぼう」と言うことでドキュメンタリーの視聴をしました。オープニングとエンディングで、メンバーが自分の目指すものを話します。「女優」「表現者」「歌手」「ラジオのパーソナリティ」などなど。いまはそれを実現させるために、「AKB48」でスキルを磨いているのです。ドキュメンタリーの内容は次の通り。
AKB48。圧倒的なCD売り上げ枚数やコンサート動員を誇る国民的アイドル。映画監督の岩井俊二は、今年2月にAKB48が発表したシングル「桜の栞」のミュージックビデオの監督を手がけたことがきっかけで、その後彼女たちの姿を、時間の許す限りフィルムに収めてきた。この番組は、AKB48の2010年を、岩井俊二・制作総指揮、秋元康・企画、寒竹ゆり・監督で描くドキュメント。レコーディング、ミュージックビデオの撮影、テレビ出演、コンサート、海外公演、AKB総選挙、そしてホームグラウンドのAKB劇場での公演……。全力でのぞむ彼女たちの悲喜こもごもの全てが焼き付けられた映像は、人生で一番美しい青春の季節が完全に封じ込められている。(NHKワールド プレミアムから)
最後は生徒にまとめさせたらよかったのですが、時間がなかったので私が簡単にまとめをしました。生徒には、彼女らのひたむきな取組に共感するとともに、自分の気持ちにも火を付けて欲しいものです。
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*1:この番組は気になっていたので、録画しておいたのです。