「あしたをつかめ」


 今日のLHRは、進路についてです。各クラス共通してやる内容は、11月に行った学習状況調査の結果の説明です。


 学習状況調査の話だけだと、20分程度で終わってしまいます。そこで、毎週金曜日、NHK教育テレビジョンで放映している「あしたをつかめ平成若者仕事図鑑−」をNHKオンデマンドをつかって見せました。高校1年生の生徒にとって、なかなか自分の興味・関心があることを見つけることは容易ではありません。やりたいことをしっかりもっている生徒もいるのですが、まったく何も考えようとしない生徒が多いこと (>_<) 。学習にしても、そんな調子では積極的に意味を見いだして取り組むことができません。そのヒントになればと思い、「あしたをつかめ」を視聴させました。この番組、以前にも飛行機の「客室乗務員」の回を利用しました。



 今日の主人公は増元智寛さん。食品サンプル職人さんです。増元さんは、自動車整備士として働いていましたが、何かを自分で考え、工夫して仕事をしてみたいと食品サンプル職人に転職しました。

 大阪市食品サンプル製造会社に勤める増元智寛(ますもと・ともひろ)さん(25歳)は、入社3年目。オーブンを使って液体状のプラスチックを焼き固め、サンプルを成型をする「焼き」の作業を担当しています。一人前になるのに10年はかかるといわれる食品サンプルの世界。増元さんは、欧風料理からデザートまで、さまざまな料理を担当する中で経験を積む毎日を送っています。
 この秋、増元さんは初めてサンプルを彩色する作業、「吹きつけ」に挑戦しました。「焼き」終わったサンプルにエアブラシという道具を使って、照りや、焼き目、焦げ目などをつける仕上げの作業。“おいしそう”に見せるための一番のポイントになります。
 新しい技術を習得しようと奮闘する増元さんに密着し、食品サンプル職人の知られざる技術や、やりがいを伝えます。


 企業がお金、時間を第一に考え、儲けるためには無駄なお金や時間を浪費しないこと。増元さんも3年かかってやっと「吹きつけ」作業ができる。仕事は周辺から入り少しずつ熟練していくものだということを話しました。生徒には、いろいろな方向に見聞を広め、いろいろな人と出会いながら、自分の将来を見据えて欲しいものです p(^^)q 。


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