Will you study English toward your dream ?

　先々週から、クラスの生徒に英語の例文を５つずつ覚えさせています。それは、彼ら／彼女らが社会に出たときに、英語力は今よりも更に重要視されているはずだからです。楽天やユニクロでは、社内の英語公用語化が始まります。また、パナソニックなど採用時に日本人と外国人が語学で競うようになります。英語力が劣ると、社会で力を発揮する場が狭まってしまいます。生徒には、「Will you study English toward your dream ?」というタイトルの下のようなプリントを配布してそのような話をしました。　　　　　
　　　　　Will you study English.pdf

　このようなことを前提に何を生徒にさせればよいのかを考えました。すき間の時間で学習できることが大切です。時間がかかる内容は生徒の負担となり、長続きしないでしょう。単語や熟語を覚えさせるのがよいのか、例文を覚えさせるの良いのか、パラグラフを読ませるのがよいのか。わたしだけの考えで見当外れのことをしては生徒のためにならないので、わたしのクラスに英語を教えに来ていただいているお二人の先生に相談をしました。その結果、生徒が学習で使っているグラマーの参考書の付録の暗唱例文集を１日に５つずつ書けるようになるまで覚えさせることにしました。そして、週末には１週間２５例文を総復習するように指導しました。

　暗唱用のプリントのレイアウトを考えました。Ｂ５用紙を横にして、真ん中を谷折りします。左側に例文が５つ、右側にそれに対応した形で訳を配置しています。それだけだと味気ないので、「今日の名言」「今日の表現」「カルチャー」「映画」「ショートクイズ」「これが英字新聞」などのコーナーをつくりました。少しでも英語に親しんでもらえればと思っています。例文よりもコーナーが目立っている時もありますが　(^_^;)　。生徒には、「これをポケットに入れておくと、学校の行き帰りの電車の中でも簡単に学習ができるから見てみなさい」と言っています。１２回までのプリントは下の通りです。
　　　　　暗唱例文.pdf

　配布時には一言添えています。生徒は好意的に配布時にプリントを見てくれています。が、例文というよりは下のコーナーを見ているようです。４０名すべての生徒が例文暗唱に取り組んでくれたらよいのですが、そのようなことはなかなか期待できません。毎朝試験をしたらよいのではないかという声も聞こえてきそうですが、それをしたら自分の将来のために内発的な動機で取り組むという趣旨に反してしまいます。このプリントを使って、生徒の取組がより活発になるようなやり方があれば、是非とも教えていただきたいと思います　m(__)m　。

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