音楽鑑賞会 − Baby Boo −

ote2010-06-23



 今年も音楽鑑賞会が開催されました。本校では3年間を一サイクルとして,コーラス,ピアノ,その他という順で本格的な歌や演奏を生で生徒に聴かせています。昨年はオカリナ奏者の宋次郎さんでした。今年はコーラス。Baby Booというボーカルグループです。Baby Booの紹介は次の通り。

 「ホンモノ」をつくるを合言葉に,1996年より神戸で活動を開始した日本屈指の実力派ボーカルグループ。2002年「プラネタリウム」でメジャーデビュー。ハートウォームなメロディと絶妙なハーモニーの美しさはグループの最大の特徴。特に,アカペラの透明感あるコーラスはBaby Boo独特のあたたかさがあり,海外からの評価も高い。2005年にキットカットとコラボレーションして発売したシングル「一歩ずつの勇気」は30万枚を完売。2010年3月よりネスカフェゴールドブレンドのCMソングを歌っている。その完成されたハーモニーは音楽的な評価も高く,様々なアーティストの楽曲にもコーラス参加している。


 歳のせいか,楽曲の名前は忘れてしまいました。上にある「プラネタリウム」「一歩ずつの勇気」はあったでしょか。「ありがとう」「贈る言葉」「ホーム?」「つゆのあとあさき」があったかな...。やっぱり生で見るのはテレビなんかと全然違いますよね。テレビでは歌い手の声量がなかなか感じられませんが,今日のメインボーカルの声量は実に見事なものでした。高い声も伸びやかに,声の高低もスムーズに。



 お約束ですが,今日も本校の音楽部とのコラボレーションがありました(昨年は吹奏楽部)。「ラブレターズ」という楽曲でした。音楽部のバックコーラスでBaby Booが歌います。更に会場にもメロディラインをラララで歌うようにのせていきます。最初は小さかった会場の声も,次第に大きくなっていきました。2,3年生を中心に手を挙げて左右に振る光景も見られました(1年生はなかなかのれません (^0^) )。バックには,歌詞に合わせた書道部の書,写真部の写真,美術部の絵画がスライドショーで映し出されました。



 アンコールの最後はアカペラ。会場がシーンとなりました。「アカペラのこの雰囲気が好きだ。歌を聞くために静寂になり,会場も歌う方も一体となる」というようなことをメインボーカルの方が言っていました。互いの姿勢が一体感を生むのですね。


 実は今日,生徒が講堂に入場してからBaby Booが登場するまで実にやかましい。わいわいがやがや。担当の先生がステージに上がり,前説をしているというに私語が止まりません。よっぽど怒鳴ってやろうかなと思いました。最近富みにダメですね。その場その場に応じた態度をとることができないのです。何をやるに付け,やるべき事と態度が一体になるように習慣付けることが必要です。教員の側が,態度ができていない状態でOKというサインを出してはいけないのです。Baby Booの歌声はとてもよかったのですが,その点だけがとても残念でした。



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