教職員組合定期大会

「定期大会議案書」



 10年振りに組合の定期大会へ参加しました。今年は分会の副分会長。本校からは3名が出席。分会長,副分会長,定時制分会長です。今回は年休を出しての定期大会です。10年前まででは考えられないことですが,時代の流れですね。


 わたしは,10年前にある高校の分会長を務めていました。人物的には素晴らしい反主流派の組合員がいらっしゃり,その方の対抗馬として担がれて分会長を3年間務めました。この時は分会会議において定期大会議案の修正案が出されました。修正案の趣旨説明の後,わたしがそれに対して答弁を行い,議決をするという形式でした。まあ,いろいろと鍛えられたような気がします。


 現組合執行部は,特に書記長が若くて燃えており,様々な改革を行っています。事務所の整備を行い,ミーティングルームを作ったり,これまであまり発行されなかった号外を10号発行したりと頑張っています。今年は「組合員のしおり」を改訂するべく,他の単産のしおりを取り寄せて研究をしているようです。また,これまでの定期大会のスローガンが「提言・改革」であったものに「参加」を加え,「参加・提言・改革」としました。「提言・改革」の前に,組合活動に「参加」してもらうことが大切であるからです。執行部としては,これから10年間に大量退職があり,組合員の半分近くが新規採用に置き換わることに危機感をもっているようです。組合への加入率の低下を懸念しています。


 不況時においては,組合活動はなかなか理解されないものです。執行部も頑張っていますが,様々な形での賃金カットが行われます。また,この時勢で様々な管理が及んできます。「高い組合費を払って組合に入っていても何のメリットもない」という方もいらっしゃいますが,それは違います。組合があるからこそ今の権利が守られ,様々な攻撃も現状で済んでいるのです。組合に所属していても何にも「参加」せずに文句を言うのはどうでしょうか。わたしは微力ですが,「参加」を旨にしていこうと思います。


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