センター試験シミュレーション

「直前模試」



 今年のセンター試験は,今月の16日(土),17日(日)に行われます。本校では希望者を募って,冬期休業中に本番と同じ日程で模擬演習を行っています。本番をシミュレートすることにより,受験の気運を高めたり,最後の学習の仕上げをしたり,本番での感覚を磨いたりします。今日がその1日目で,約160人の生徒が受験しました。


 わたしは,午前中に部活に出た後,午後から演習の監督を担当しました。午後は「英語」と「リスニング」です。「英語」の問題を配付した後,本部になった教室に監督者が集まってリスニングに用いる「ICレコーダー」の取扱いの研修をしました。チップを入れて,電源を入れて,動作確認を行います。その際に不具合が起きたときの対応(いったん電池をはずして,再度取り付ける。)を確認しました。


 いざ「リスニング」本番,注意事項を伝えてレコーダーの動作確認をさせました。「不具合があれば言ってください」。その時,手が上がったらどうしよう。ちゃんと不具合をレスキューできるかなという不安を感じました。本番の試験監督の方は,更に緊張するのでしょうね。「リスニング」は実際にトラブルも多いですから。今回は二人の手が上がりましが,無事レスキューすることができました (^-^)g"" 。生徒も少し慌てているのですね。


 監督をしながら生徒を眺めていました。「やっとここまで来たんだな」「もうここまで来たんだな」と相反することを思いました。「やっと」というのは,「入学したときから」という意味です。「もう」というのは,「受験体制に入ってから(3年になってから)」という意味です。最後の最後までなんと健気な(けなげな)生徒たちなのでしょう。何となく入試という大きな壁に向かって一緒に闘っている同士のような感覚を抱いてしまいました (^0^) 。


 明日も,頑張れよ〜!


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