スモモがたわわ

ote2009-06-28




 毎週日曜日,近くに住んでいる母親を家に呼んで晩ご飯を食べています。今日はいつもよりも1時間早く迎えに来てくれと言われました。その理由は実家に実っているスモモを採ってくれとのことでした。今年はスモモの実の当たり年です。スモモの木にはたわわに実っています。高い所の枝を高枝切りバサミで切り落とし,実をもぎました。


 スモモの原産地は中国の長江流域で,3世紀より栽培の記録が残っています。現在世界中で栽培されていますが,それらは日本を経由して広がりました。英名は「Japan plum」と呼ばれています。奈良時代の「出雲風土記」「播磨風土記」などにスモモが記載されています。江戸時代にアメリカに渡りました。 ヨーロッパ原産のヨーロッパスモモは,一般にプルーンと呼ばれています。プルーンがスモモという認識はありませんでした (^0^) 。


 実家にあるのは,「大石早生李」という品種でしょうか。第二次世界大戦後に,福島県の大石俊雄さんが品種改良を行ったものです。冷やして食べると,甘酸っぱいです。特に種の周りが酸っぱ〜い。やっぱり「酸桃」ですかね (^0^) 。ちなみに,スモモはバラ科サクラ属,モモはバラ科モモ属です。


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