予備校主催 大学入試センター試験対策研究会

理科分科会資料



 最近は本当にギリギリ一杯で仕事をしています。昨日の校外学習の後はたっぷりと反省会があり,それでもって今朝は8時45分から土曜講習90分一本勝負,土曜講習が終わればすぐさま部活動指導。そして,昼からは本日のメインイベント,ある大手予備校の大学入試センター試験対策研究会です。予備校まで,1時間半かけて行きました。


 研究会では,参考書もたくさん書いている有名講師先生が,今年度のセンター試験「生物I」の問題を振り返って現役生と高卒生の正答率の違いをもとに分析をしていきます。高卒生恐るべしといった感じです。さて,次のようなことが大切だと教えていただきました。

  1. 知識の使い方を身に付けるために,知識を確認した後は演習を繰り返すこと。
  2. 演習問題は過去問の分野別になった問題集を使ってやること。
  3. 図をかいて知識を身に付けること。体細胞分裂など図がかけなければダメ。
  4. 実際の生物を示して授業をすること。
  5. 実験問題など,実験のメモや図解をかかせて整理すること。予備校でもメモの仕方を繰り返し教えている。特に「何が何に働きかけて,どうなる」を大切に。
  6. 遺伝の問題は問題文を再現すると解けることを確認させること。
  7. 生徒は知らない用語・名称に飛びつく。知らないものには落ちついて対処すること。
  8. 閾値」「限定要因」など,知識が使えない。繰り返し学習させること。
  9. ペース配分をしっかりと。遺伝や図の読み取りに時間がかかってしまう。


 最後に,来年度センター試験の出題予想をズバリ話されました。その内容についてはチャックをしておきます。でも,過去の主題を見れば,わたしでもある程度当てられますね。センター直前は,教師の腕の見せどころとなるのでしょうか (^0^) 。


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