ゴールドキウイ

ゴールドキウイ



 今,スーパーで売られている黄色い果肉のゴールドキウイは,緑色のキウイに比べて,酸味が少なく甘いのが特徴です。売り方も,フタ付きのビニルパックに詰めて売るのではなく,しゃれたデザインの小さな取っ手のついたプラスチック製袋に入っています。最近,我が家でもいつもこれが置いてあります。



 朝,何げなくその袋を見ていると,その裏側に「キウイの食べ頃は?」「キウイが固い時は?」というQ&Aが大きくありました。その中に「エチレンガス」という語がさりげなくありました。果実の大きさが一定の大きさになると子房組織内に「エチレン」が生成され成熟が促進されて,さらに落果を促すということは,以前より生物の教科書に書かれています。このような現象があるので,キウイが固い時には,熟成したバナナやリンゴが出す「エチレン」を利用して成熟させるとよいということです。


 果実成熟の現象に「エチレン」が関わっていることが,社会的に認知されているようで,何かうれしい気持ちです。ちょうど3年生文型「生物 I」で植物ホルモンを学習しているので,この袋をもって教室へ行こうと思います (^0^) 。


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