デビッド・アレン『ストレスフリーの整理術』を読みました。
- 作者: デビッド・アレン,田口元
- 出版社/メーカー: 二見書房
- 発売日: 2008/12/24
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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「GTD」、最近知った言葉です。 Getting Things Done の略で、直訳すると「物事を成し遂げる」という意味です。この『ストレスフリーの整理術』では、この言葉をつくったデビッド・アレンがストレスフリーの仕事術を伝授してくれます。
頭の中に常にぼんやりとある仕事を、頭以外の信用できるツールで100%管理します。つまり、仕事が常にぼんやりとあるその状態がストレスですよね。また、ぼんやりあるので先を見通して仕事をすることができず、いつかそれらの仕事が波のように襲いかかり、それがストレスとなってしまいます。それを解消してくれるのが「GTD」なのです。
基本は5つのステップ。次のとおりです。
- 「気になること」すべてを1か所に100%「収集」する。頭の中に「気になること」を保存しておくことこそムダ。
- それぞれの意味と何をすべきかを明らかにする「処理」を行う。「行動を起こす必要があるかどうか」が基準。望むべき結果に近づけるため、必要な目に見える具体的な行動を考える。そして、2分以内でできることはすぐやる。
- その「処理」の結果を「整理」する。ゴミ、保留そして資料に分ける。
- それらの行動の選択肢を「レビュー」する。整理された行動リストをしっかり見る。大事なものは見落としてはならないという確信がもてることが重要。
- 選んだ行動を「実行」する。状況、時間、エネルギー、優先度を考え最善の行動をする。
この「GTD」では、「気になること」を100%集めることを勧めているのだが、今回は仕事だけで考えてみました。すると、16件もでてきました \(◎o◎)/! 。これを「Yahoo!カレンダー」の「作業一覧」で処理することにしました。16件の作業一覧に落とし込み、それぞれのコメント欄に「具体的にやること」を書き込みました。例えば、種子のアミラーゼ生成実験ならば、明日1/5に「1) 実施日を確認する、2) 種をまく」と書き込みをしました。16件中14件に明日具体的にやるべき事を書き込みました。ですから、明日学校へ行って、この「作業一覧」のそれぞれの「具体的にやること」を見ながら行動し、更に今日を受けて次に行うべき「具体的にやること」を書き込んでいくことになります。
また、今すぐやる必要がないこと、例えば来年4月の校内実力テストの問題作成などは、「Yahoo!カレンダー」のリマインダー機能を使い、締切りの2週間前に自分にメールを送り知らせるようにします。
『ストレスフリーの整理術』のように、人生すべての「気になること」についてはGTDできませんが、とりあえず仕事中心にゆるく適用していこうと思います。「具体的にやること」が決まっているので、実際に実行するときにあれこれ悩まなくて済みそうです (^_^) 。
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