被災者のためできることを

地元紙記事



 中国南西部の四川省で、12日午後2時半(日本時間3時半)ごろ、マグニチュード7・8の地震が発生しました。新華社通信は16日、死者が2万2069人に達したと報じています。また、生き埋めとなっている人は1万4000人に上っているといいます。


 わたしの学校では、ハンドボール部の有志が「自分たちで何かできることはないか」と話し合い、13日の朝から3日間にわたり、最寄り駅で募金活動を行いました。


 常日ごろわたしたち教員は、人権学習や生徒指導など様々な教育活動の場面で、「気づきから行動へ」ということを生徒に話をしています。しかし、気づきから何か行動させることまで実際にやらせることはあまりないですし、また、むずかしいものがあります。


 これをみごとに生徒自ら実践したのが今回の募金活動ではないでしょうか。被災された方々が困っていることは誰しも考えることができます。しかし、それを募金という実際の行動につなげることはむずかしいです。「言うは易く行うは難し」です。生徒の主体的な行動に拍手を送りたいと思います。生徒の願いがとどき、一人でも多くの方が無事に救出され、被災者の方々がそれぞれ未来に向けて歩み出すことを祈念します。


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