先輩から学び方を学ぶ

先輩から学び方を学ぶ



 本校の第1学年では4月当初に「Guidance Week For Study」と銘打って、学び方を学ぶということをテーマに各教科の初期指導を行っています。今日は1年生の学年集会で、2人の2年生が新1年生に対して、「わたしの学習法」ということで話しをしてくれました。


 この企画はわたしが立てたものですが、そのアイディアのもとは昨年度末に行った全校人権学習でした。この学習では、集会で代表生徒が全校生徒に対して自分の人権作文を紹介したり、集会後の各HRでは一人ずつ人権学習を振り返ってのコメントを述べたりしました。その後のアンケートでは、教師が人権問題について学習を展開するよりも、生徒同士の交流のほうがより学習になったという感想が多数ありました。これにヒントを得て今回の企画となったのです。



 2人の生徒の話は立派でした。ゆっくりと、1年生の立場に立って話しを展開してくれました。話した内容は画像の通りです。わたしにとってうれしかったのは、1人の女生徒ですが、生物の授業を通して、細胞の中に葉緑体ミトコンドリアなどの細胞小器官がはたらいていることの不思議さや、発生で一つの細胞が様々に分化していく不思議さに触れて、将来の進路として生物学の方面を考えているという言葉でした (^_^) 。


 部活動への参加、日々の授業への取組、各教科の勉強法、家庭学習の在り方、定期考査、校内実力、模擬テストへの取り組みなど、1年生にとって有意義な内容を伝えてもらいました。最後の「ステキな自分をイメージして頑張ってください!」というフレーズがパシッと決まっていました。発表者の2人には、無理なお願いを気持ちよく引き受けてくれて本当にスペシャル・サンクスです。


 この先輩の話をきっかけに、1人でも多くの1年生が自分の目標を目指して、学び方を学んでくれることを期待します。頑張れ1年生 !(^^)! 。


 なるほど! と思ったら、ワンクリックを → 教育ブログRanking