卒業式でした。

　今日は卒業式でした。わたしが直接卒業生にかかわったのは、文型２クラスの生物の授業と部活動の陸上競技部でした。卒業生は国公立の合格発表前ということで、進学先が決まっているのは２、３割程度ということです。自分の思いを大切に、妥協せずに進路を見定めてください。

　さて、陸上競技部では、毎年全学年そろって卒業生を送り出します。３年生各クラスの最後のＨＲが終わり、集合となりました。下級生から上級生に花束が贈呈され、現キャプテンが言葉を送りました。そして、顧問２人が卒業生に話をしました。

　わたしは今年からこの陸上競技部を預かることとなり、卒業生とは２か月余りしか一緒に練習をすることができませんでした。おまけに、転勤したてのわたしにとっては、新しい練習環境（トラックがない）、５年ぶりの陸上競技への復帰ということでの戸惑い少なくありませんでした。そんなこともあり、うまくコミュニケーションがとれなかったことも少なからずあったかな。

　卒業生には次の３つのことを伝えました。　

　この３年間、専門の顧問がいない中、練習を工夫しながらお互い切磋琢磨してよく頑張ってきたこと。
　県大会から地域の大会へ参加することは、それ自体は素晴らしいことだが、それがこれからの人生で生きてはたらく力ではない。部活動を通して、１秒・コンマ１秒、１センチ記録を伸ばすために継続して努力をしたり、１つのことにひたむきに取り組んだり、そして、互いの人間関係をつくりあげたりなど、これらが生きてはたらく力となること。
　最後に、応援してくれた両親、支えてくれたこれまでの顧問や競技会にかかわった先生に感謝する気持ちを忘れないこと。

　　卒業生の皆さん、花束とプレゼントありがとう！　卒業しても、後輩たちの練習を見に来てくださいね (^_^) 。

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