ヒメオドリコソウ

ote2007-04-08



 今日の植物は、わたしの実家に生えているヒメオドリコソウ(姫踊り子草)です。シソ科オドリコソウ属の越年草で、花期は3〜5月です。


 ヒメオドリコソウは、ヨーロッパ・小アジア原産の帰化植物で、その報告は、明治26年、初代小石川植物園長の松村任三が「東京駒場ニ於テ検出」と当時の植物研究雑誌に発表しているそうです。


 


 日本にはオドリコソウという自生植物があり、花が茎をとりまいてついている姿が、輪になって踊る踊り子を彷彿させます。その花よりも小振りな形の花が咲くことから、ヒメオドリコソウと呼ばれているそうな。画像では、ヒメオドリコソウのほうが大きく見えていますが、大きさとしては1/3程度でしょうか。

 
 早春から開花し、上部の葉のわきに唇形をした花を1〜3個輪状につけます。花の大きさは8〜10㎜程度です。茎の上部の葉はつまった感じでつき、赤みを帯びていることがあります。この葉を見ると、その昔、三菱ミラージュのTVコマーシャルに出てきたエリマキトカゲを思い出してしまうのは私だけでしょうか (^_^) 。


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