ダイコンの花

ote2006-04-08



 画像は、道端の畑のダイコンです。春が近づくにつれてどんどんと茎が伸び、ついには花が咲いてしまいました。ダイコンの花をこんなにしげしげと見たのは、初めてです。アブラナ科の特徴で花弁は4枚あり、色は白色です。花が咲く前は、その色は黄色ではないかと思っていました (^_^) 。



 ダイコンは越年草です。夏に種をまき、冬に肥大した根を収穫します。この時期に花をつけているダイコンがあるのは、来シーズンの種を採るためでしょうかね。


 ダイコンの原産地は諸説ありますが、中央アジア周辺で、古代ギリシャ・ローマでは主要な野菜でした。日本へは10世紀までに、中国の華南から入ってきていたそうです。もっと昔に入ってきていたと思っていたのですが。余談ですが、カブはダイコンよりも早く、8世紀までに入ってきていました。


 今日の日記のタイトルを「ダイコンの花」としましたが、そこで昔の記憶が.....。そう、子どもの頃のドラマに、ダイコンの花云々といって始まるドラマがあったことを思い出しました。検索したところ、ありました。70年に「だいこんの花」という向田邦子脚本で森重久弥、竹脇無我、そして、竹脇無我のお嫁さん役として川口晶(1、3期)、関根(高橋)恵子(2期)、いしだあゆみ(4,5期)が出演していました。嫁取り・嫁修行のドラマであったそうです。そのドラマのはじまりには、次のようなナレーションがありました。

 人知れず 忘れられた茎に咲き

 人知れず こぼれ散る

 細かな白い だいこんの花


 「細かな白い だいこんの花」?、結構しっかり見えますけど (^_^) 。


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