大阪予備校来春廃校へ

ote2005-11-19


 

 関西資本の最大手予備校で50年以上の歴史を持ち、「大予備(だいよび)」の愛称で知られる大阪予備校(大阪市浪速区)が、来春廃校する方針を決めたことが18日わかった。同校は少子化や全国展開の大手予備校との競争などで入学生が激減していた。在校生については来年3月末まで授業を続ける。大阪府によると、廃校が決まれば、大学受験を目的とする府認可の予備校では初めてとなる。
 大阪予備校は52年に府の認可を受けた。大阪予備校は定員2000人。第2次ベビーブーム世代が大学受験期を迎えた90年代初頭には定員を超えていたが、04年度で約460人、今年度で約360人にまで激減。職員をリストラするなど経費節減に努めていた。
 担任制を敷き、出欠確認をするなど高校のような授業が特徴で、京都大や大阪大、神戸大のほか、関関同立など有名私大の合格実績に定評があった。
asahi.com 11/19 


 大阪予備校は、わたしが通っていた予備校です。なくなるんですね。当時は、朝7時半に予備校へ行き、前から3列目の席を友人の分も含めて取っていました。ああそういえば、4月当初、これまで男子校へ通っていたわたしは、女の子と一緒に勉強することがとても新鮮だったことを覚えています(^_^)。


 毎週月曜日には1日かけて、英国数のマークテストがありました。その後は、息ぬきに、決まって難波花月や戎橋にあった名画座へ映画を見に行きました。「ミッドナイト・エクスプレス」「天国から来たチャンピオン」なんかやっていましたね。


 お昼は、予備校周辺で食べていました。近くに500円ピザ食べ放題の店があり、よくメロンソーダを飲みながらピザを食べていました。あの頃店内では、チューリップの「虹とスニーカーの頃」が流れていました。完全セルフサービス(自分で機械のボイルバスケットにうどん玉を入れます)の讃岐うどんの店ができ、ビックリしました。また、エール予備校の食堂にも厚かましくも出かけましたね。


 予備校を思い出すとき、あの頃のいろいろな光景も次から次へと思い出されます。苦しかったけど、充実した日々でした。予備校がなくなるのは残念ですが、思い出はわたしの中に生き続けます。


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