ひょっとしたら細菌が主人公かも
- 作者: 石川雅之
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2005/05/23
- メディア: コミック
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石川雅之「もやしもん」というコミックを、知人に紹介してもらい、読みました。種麹屋の息子沢木忠保が東京の農業大学へ進学し、様々な人と出会い、騒動に巻き込まれていくお話です。ただ、この主人公は「細菌」を直接見ることができるという特異な力をもっています (@_@) 。
主人公は、「細菌」を見る力があるので、空気中に漂う特定の細菌を手で捕まえることができます。この力がこのストーリーの鍵をにぎります。細菌は、分類、遺伝、免疫、感染症、薬、発酵、食品などと深く関わっており、ネタは豊富にあるので、これからのストーリーが楽しみです。特に農大が舞台であり、その絡みもおもしろそうです。
ただ、細菌にまつわる話なので、身近な生物現象に興味・関心をもてない人にとっては、ちょっとつまらないかもしれませんね。また、逆に知識がある人にとっては、もう少し細菌の専門的な話を入れて欲しいと思うかもしれません。
将来、生物関係の仕事につきたいと思っている人は、とくに楽しく読めると思います。生徒に紹介するまでもなく、情報のはやい生徒のことですから、もう知っているでしょうね (^_^) 。
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