ひっつき虫、この植物の名前な〜に?

ote2005-09-29



 子どものころ、このひっつき虫を友達と投げ合って遊んだものです。この植物は、キク科のオオオナモミです。


     


 高校の理科では、「生物Ⅰ」の植物の反応と調節で、花芽形成にかかわる実験植物として登場します。


     


 人工的に、一部の葉に日が当たる時間を短くする処理(短日処理)をすると、花芽が生じます。この実験から、光による反応が葉部でまず起こり,そこである種の化学物質(フロリゲン)がつくられ、植物内を移動し,開花を促することが分かります。


 驚くことには、このひっつき虫(果実)の中には、2つの種子が入っています。1つは翌年の春に発芽し、もう1つは、さらに1年以上たってから発芽します。発芽時期をずらして、どちらか1つでも生き残ろうとする戦略です。すごすぎる く("0")> 。


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