ドラゴン桜を7巻買いました

ドラゴン桜(1) (モーニング KC)

ドラゴン桜(1) (モーニング KC)


 「ドラゴン桜」を、アマゾンで7巻とも購入しました。新潟県の公立高校で国語の教員をされている方のウェブログ「みねTの授業日誌・読書ノート・思索録等」で、紹介があったからです。


 わたしの周りにいる方に、「『ドラゴン桜』を知っていますか」と聞いてもだれも知っている人はいませんでした。ちなみに、高校の教員をしている嫁さんに聞いてみると、「知らない」とのこと。ただし、教室の後ろの黒板に、「ドラゴン桜」という文字が書いてあったそうです。


 Webで検索をしてみると、何と「ドラゴン桜」が、TBSの金曜ドラマで、7月8日から、始まるそうです(◎_◎;)。主人公の桜木健一役を阿部寛が、女子高校生の水野直美役をセカチュー長澤まさみが演じるようです。

        日本のルールは
    東大を出たやつが作っている
        だから......
        東大に入れ


 ということで、「ドラゴン桜」は、弁護士・桜木が落ちこぼれ高校から東大合格者を100人つくるというストーリーです。この劇画の中には、様々な、効率的に学習する当を得た学習方法が描かれています。


 第1巻は、東大理科一類を目指すには、古典・漢文で得点を稼げです。

「古典が嫌になる一番の理由は、古文を現代文に変換するのがめんどくさいからだ」


 まさに、高校時代を振り返ってみると、わたしとしては同感です。桜木は、古文の学習方法として、生徒に大和和紀あさきゆめみし」を読ませて要約させます。古文を取り組む前に、中身を現代文で頭の中に入れておけばよいという考えです。


 学習心理学からみると、劇画で古文を読むということは、先行オーガナイザー*1的な学習方略でしょうか。


 さて、東大の理科一類では、源氏物語がよく出るようです。また、私立大学の試験や国立大学の二次試験でも、わりとメジャーな古典が出題されるようです。この方法は、有効かもしれませんね。
 ちなみに、センター試験は、受験生の公平を期するために、一般にはまったく公開されていないような古文がでるそうです。


 

*1:学習において、学習材料を認知構造のなかに取り入れやすくするために、学習材料の提示に先だって学習者に与えられる情報