東京での1日

ote2005-05-22



 今日の日記は、昨日の東京での1日です。


 朝一番は、東京大学理学部の付属植物園、小石川植物園へ。赤ひげ先生で知られる小石川療養所のあったところです。4,000種の植物が植えられています。鬱蒼とした森をつくっている一本一本の木々にはプレートが付けられ、植物図鑑でもあれば、丸1日でも退屈しないでしょう。


   


 感激したのは、「精子発見のイチョウの木」です。1886(明治29)年に平瀬作五郎が、種子植物にも精子が存在することを、世界で初めて発見したイチョウの木です。下にたくさん落ちていた銀杏を、おもわず拾ってしまいました(^_^)。


     


 昼は、神楽坂の鰻屋「たつみや」さんへ。地図に印があった老舗の店です。行ってみると路地の入り口あり、周りと見合わぬ古い店構えでした。贅沢して特上のうなぎ丼を注文しました。外はかりかり、中はふわふわ、タレは、関西で食べるほどの甘さはありません。お汁も、少ししょっぱめでした。でも、とてもおいしくいただきました。


  (館内動画以外撮影可)


 午後は、上野公園の国立科学博物館の「恐竜博2005」へ。頭が巨大になったティラノザウルスがバランスをとるために、しっぽをピンと後ろに伸ばし、体を地面と平行にしていたこと、羽毛をもった恐竜が数多くいたことなど、新しい気づきがありました。はじめて音声ガイドを借りましたが、展示物を見るポイントがよく分かりました。


 東京駅まで戻り「丸善」丸の内店へ行き、スケジュールの最後としました。3日間でしたが、とても充実した出張になりました (^_^) 。