How are you ? 


  Good afternoon . How are you ?
  Fine thank you . And you ?
  I'm fine too , thank you .


 今日は中学1年の息子の中学校の授業参観でした。息子のクラスは担任の先生の英語でした。フラッシュカードに書かれた英文を見ながら、先生とクラス全員、先生とグループ、クラスの友達5人と、先生と個人で、先生に指名された2人で繰り返し繰り返しあいさつの練習します。


 今日は2回目の英語の時間です。アルファベットも学習しないうちに (@_@) 。わたしたちの頃とは隔世の感です。わたしの中学校の最初の授業は、アルファベットの発音だったような気がします。舌の動きを詳しく教えてもらいました。それから、活字体、筆記体の練習から始まったように思います。中学校に入って初めて学習する英語だというのに、これじゃ学習意欲が半減しますよね。わが息子は、家に帰っても、習った英語を口にしてはしゃいでいました。


 現行の学習指導要領では、聞く、話す、読む、書くことに慣れ親しませて、学習が進められますが、わたしの頃は、聞く、話す、読む、書くこととともに、語法に慣れさせるということがあり、親しませるという視点がありませんでした。しかし、わたしが学習した当時の昭和44年の学習指導要領の改訂は画期的なもので、「言語活動」*1が登場し、現在の「コミュニケーション」へ発展しました。わたしが中学の当時は、それまでの文法規則の操作の習熟のための指導がまだ抜けきらなかった時代ではなかったかと思います。


 息子の担任の先生ですが、日本人学校にも勤務されていた、見識のある方のように拝見しました。毎日発行する学級通信も家族で楽しみにしています。


<参考:中学校外国語の目標>

平成10年中学校外国語学習指導要領
外国語を通じて,言語や文化に対する理解を深め,積極的にコミュニケーションを図ろうとする態度の育成を図り,聞くことや話すことなどの実践的コミュニケーション能力の基礎を養う。

昭和44年中学校外国語学習指導要領
外国語を理解し表現する能力の基礎を養い,言語に対する意識を深めるとともに,国際理解の基礎をつちかう。

*1:言語を総合的に理解したり表現したりする活動,場面を想定した会話など