お内裏様とおひな様



お内裏様と   おひな様
二人ならんで  すまし顔
お嫁にいらした ねえさまに
よく似た官女の 白い顔


 これは皆さんよく知っている「うれしいひなまつり」の歌ですね。この歌、サトウハチローが作詞したんですね。昨日初めてテレビで知りました。もう一つ今日初めて知ったことがあります。


「お内裏様って、どれかしてる」と嫁。
わたしはもちろん、男雛を指さしました。そしたら
「おひな様って知ってる」と。
もちろん、女雛を指さしました。すると、
「お内裏様って、男雛女雛の一対を言うんだよ」と。
「そしたら、女雛はかぶってるやん」とわたし。


サトウハチローが間違ったんですね (^_^) 。



 さて、わが家のおひな様は「奈良一刀彫」です。一刀彫のルーツは、聖や山伏が木端を彫った木偶(でく)にあるそうです。それらの木肌には、霊や神仏が宿ると信じられていました。一刀彫の一刀とは、一太刀という意味だそうです。一本の刃物を使ってということではありません。「奈良一刀彫」は、鎌倉時代春日大社の若宮祭で木偶を飾ったのが始まり。ヒノキやクスノキなどを豪快に彫り上げ、金箔や岩絵の具で華麗な極彩色に色付けします。でも、よく見ると素朴な感じがします。


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