高校へ行きました −NZ研修8日目−


 午前は小学校、午後は高等学校を訪問でした。出発が8時45分で本来はゆっくりできたのですが、午後が私の当番校でしたので、打合せを7時45分から行いました。打合せは、質問事項のすりあわせです。まあ、本番は出たとこ勝負ですが、打合せをすることに越したことはありません。


  


 最初に訪問した学校は、Remarkable Primary School という学校です。この学校は1学年(5歳)から8学年(12歳)までが通う学校です。ワカティプ湖を背景に、ニュージーランドでも最高のロケーションだと校長は話していました。昨年度新設されたばかりなので、現在は10歳までの361名が通っています。学校のロゴも凝っており、5つの三角形が組み合わさっています。左から次のようなことを表し、理念としています。

水: ワカティプ湖を表現。湖は学校のアイデンティティ
地図: パシフィックの一員であること
シダ: 草木のような成長
鉱物: 人にとってのGOLD(ニュージーランドはかつて金の採掘が盛んだった)
空: 見上げて、大志を持って

 新設校だけあって、様々なことに挑戦しているようでした。



 昼からは Wakatipu High School を訪問しました。ハイスクールといってもセカンダリースクール(中等学校)で、9学年(13歳)〜13学年(18歳)までが通っています。高校生は来週から全国共通学力試験が始まるので、今週は家庭学習だそうです。この試験によって、単位認定が決められます。また、13学年にとっては進学に使われる資料となります。学校評価においては、生徒の学力が向上したかどうかというREO(学校機関評価局)による監査の対象となります。Secondary Shool では、学校の最高意志決定機関である学校理事会(BOT)に生徒代表が入ります。わたしは生徒代表がどのような役割を果たしているのかを教えてもらおうと思っていました。校長は、1)生徒代表は生徒から選ばれた者が入っていること、2)生徒代表には学校やBOTの方針を理解してもらい、それを生徒に広げること、3)BOTの委員長が賢明ならば、生徒代表が生徒の意志を理事会に伝えること、つまり、生徒と、学校やBOTを結ぶコミュニケーターとしての役割を期待しているそうです。本校でも生徒がそのような役割を果たすことは可能だと思いました。


 明日はオークランドへ移動します。いよいよニュージーランド研修も終盤をむかえます (^0^) 。



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