はじめてのNZ学校訪問 −NZ研修5日目−


 今日はニュージーランドに来て初めての学校訪問です。ウェリントンにある Newlands Intermedeate School と Newlands Kindergarden を訪問しました。この地域は新興住宅地にあり、地域の裕福度は10点満点で9点というリッチな地域です。


 Intermedeate School は、日本では中学1、2年に相当します。学校に到着すると子どもたちが、マオリ族の歓迎の歌と踊りを披露してくれました。オールブラックスの戦いの前に踊るようなものもありました。この国では先住民族であるマオリに尊敬の念をもっているのです。これまで教育省などの行政機関や教育支援の機関ばかりで研修を行っていましたので、子どもたちの姿を見て、本当にほっとしました。同行の先生方の顔も大変にこやかなものになっていました。「みなさん、本当に教員なんだなあ」と、あらためて感じました (^0^) 。


 どの教室もガラス張りで、先生と生徒の様子がよく分かります。また、教室の後にはコンピュータが6台ほど並んでいます。生徒は一つの教室の中でも、いくつかのグループに別れて学習しています。例えば算数の時間ならば、コンピュータを使って問題をやっている生徒がいれば、プリントをやっている生徒もいます。これで学習が進んでいくことにびっくりです。レベルの応じて学習をさせると聞いていましたが、これがそうなのでしょうか。



 そこに行くと、幼稚園は幼稚園ですね。子どもたちがお遊戯したり、屋外で遊んだり。この園では、子どもたち一人一人のポートフォリオを作成していました。これによって、子どもが、保護者が、子どもの周りにいる人たちが、その成長を振り返ることができます。学校評価の Self Review ともなります。よい試みですね。また、園には18の人種の子どもたちがいるそうです。道理で、いろいろな赤ちゃん人形がいます (^0^) 。



 研修の最後に時間があったので、ウェリントン動物園は行ってきました。ウェリントン動物園には、あの絶滅に瀕している羽根が退化した「キウイ」がいます。「キウイ」とはその泣き声から付けられました。夜行性なので、ライトを落とした飼育舎に買われています。そこに入って観察すれどもまったっく発見することができません。とその時、「キウイ キウイ キウイ」と甲高い声が左前方からしました。なんと私のすぐそばにキウイがいたのです。まん丸で長いくちばしがとれーどマークです。なんと愛くるしいことでしょうか。やってきた甲斐がありました (^0^) 。


 なるほど! と思ったら、ワンクリックをお願いします。
   にほんブログ村 教育ブログ 高校教育へ
   にほんブログ村