「出張って、何しに行くんですか」
前期末試験が終わり、昨日から後期が始まりました。後期開始に当たって、クラスの生徒に話しておかなければならないことがありました。1限目の全校集会に先立ったSHRで生徒に話しました。
「実は、今月の31日から2週間、出張で学校には来ません」
(?_?) ん 〜
「出張でどこへ行くかというと、ニュージーランドへ行ってきます」
「ええっ〜 (@_@) 」
「ニュージーランドへ出張って、何しに行くんですか」
「ニュージーランドの学校を視察しに行ってきます」
(^0_0^) へ 〜
「それじゃ、全校集会へ行きなさい」
ツカツカツカと女生徒
「先生だけ、ずるいわ。私も行きたいわ (-.-#) 」
「じゃ、一緒に行こか (^0^) 」
この出張は4月下旬に教育委員会より学校長を通して打診がありました。独立行政法人教員研修センターが行っている「教育課題研修指導者海外派遣プログラム」です。その目的と内容は次の通りです。
<目的>
教育現場が抱える重要な教育課題に対応する研修指導者を養成するため、当該課題について先進的に取り組む諸外国に各地域の指導者を派遣し、その成果を教育委員会が実施する研修内容に活かし、教員研修の一層の充実を期する。
<内容>
派遣テーマに関し先進的に取り組んでいる派遣先国において、以下の活動等をとおし指導内容や指導方法等を調査研究する。
- 教育関係機関・団体等において調査、情報収集を行う。
- 学校において、授業や児童・生徒の日常活動を視察するとともに、教職員等との意見交換、情報収集を行う。
10の派遣テーマ*1があり、私はそのうちから「学校評価と学校改善」を選択しました。以前この日記でも書きましたが、8月中旬に事前研修会が名古屋で開かれ、ニュージーランド研修の概要、役割分担、渡航の手続について講義、話合い、説明がありました。研修団は、団長、副団長、シニアアドバイザリー(大学教授)を含めて全20名。関西地区、中京地区の幼・小・中・高・教委が混じったメンバーです。ニュージーランドではウェリントン、クイーンズタウン、オークランドを訪れ、教育省、ヴィクトリア大学ウェリントンをはじめとして、幼稚園、小学校、中学校、高等学校など15の教育機関で研修を行います。
私にとって、海外渡航は2回目となります。1度目は10年前、修学旅行で韓国へ行きました。今回はそのパスポートがちょうど切れてしまい、再度パスポートを取り直しました。この研修のために、先生方には時間割変更や校務に迷惑をおかけします。本当に申し訳ありません。無理な時間割変更もにこやかに引き受けて頂きました。ありがとうございます。そのためにも、ニュージーランドではどのような2週間になるのかイメージできませんが、どん欲に研修してきたいと思います。
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