勝負にこだわる −地域の選手権大会−

　昨日今日は地域の陸上競技選手権大会がありました。参加標準記録を突破した高校生が、一般の選手に混じって選手権を争いました。本校からは、男子は４００ｍ、１５００ｍ、５０００ｍ、走高跳、１６００ｍリレーに参加しました。女子は１００ｍ、４００ｍ、８００ｍ、円盤投、ヤリ投に参加しました。

　いずれの種目も男子は大学生勢が、女子は敬愛勢が強かったです。特に女子は、赤のセパレートのユニホームを着た敬愛高校、敬愛大学の記録会のような感があり、すべての決勝には複数の選手が残っていました。選手層が充実しています。

　本校はそれぞれ頑張りを見せてくれましたが、予選を通過して決勝に進んだのは男子の１６００ｍリレーでした。予選３組２着＋２で、プラス（＋）の最後で拾われました。各走者の走りも今ひとつピリリとしませんでした。それで選手を呼び、各人の走りについて振り返らせた後、決勝での走りについての留意すべきことを話しました。

　決勝はそれぞれがそれを生かした走りをしました。特に２走は思い切りのよい前半からの走りでしたし、アンカーは順位を落としたものの、最後の最後まで何度も振り切られそうにながらも食い下がりました。うちのチームは逃げ切りのチームなので、追い込まれるのは仕方がないのです。着順は７位。１つ順位を上げました　(^_^)　。試合後の集合ではこのことについて話をしました。「勝負にこだわれ」と。１６００ｍリレー、通称マイルリレーと言いますが、この種目の決勝は常に試合の最後の種目です。このリレーで決勝に残るのと残らないのとでは、学校の士気に大きくかかわってきます。

　ちょっと上げ潮ムードになったかな。次の日曜日はインターハイ予選前の最後の記録会です。上げ潮ムードにのって各人が「勝負にこだわって」ほしいと思います。それが自己記録を出す原動力になるでしょう。

＜追記＞　なんとこの１６００ｍリレーで優勝したのは、本校の卒業生が２人走った同志社大学でした。卒業生も頑張っています　(^_^)　。

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