ハマっています。DVD「三国志 Three Kingdoms」 



 ゴールデンウイークも明日で終わりです。休日8日間の内訳は、陸上競技の試合が3日、ボランティアの審判が1日、練習が3日、休養が1日です。暇なときに何をやっていた? しかとは思い出せませんが、毎日必ず1回はDVDを見ていました。何を見ていたかと言えば、以前も日記に書いた「三国志 Three Kingdoms」です。完全にハマってしまいました。今日などは、練習後TUTAYAに寄って33巻を借りて視聴しました。夕方、娘が音楽CDを借りたいというので、連れて行ったときに更に34巻を借りてしまいました (^_^) 。


 先だって書店で新書を物色していると、渡邉義浩「三国志演義から正史、そして史実へ−」中公新書 が平積みしてありましたので購入しました。渡邉義浩さんは、DVD「三国志」の日本版監修をしています。この本はなかなかおもしろい。表紙裏には次のようにあります。

 日本人をも魅了し続ける、三国志。しかし、『三国志演義』や、それを下敷きにした小説・ゲームの世界は「虚構」に満ちている。また、「正史」と呼ばれる歴史書の『三国志』も書き手の偏向がつきまとう。本書は、一般に親しまれている『演義』を入り口に、「正史」の記述を検討。そして、史実の世界へと誘う。暴君董卓の意外な美点、曹操が文学に託したもの、劉備諸葛亮の葛藤―あなたの知らない三国志がここにある。


三国志―演義から正史、そして史実へ (中公新書)

三国志―演義から正史、そして史実へ (中公新書)


 時代とともに「三国志」があるようです。とくに最近、「奸絶(かんぜつ)」*1とされた曹操の再評価が行われています。一般農民に田を与える屯田制をひいて、農民の流民化を防いで社会不安を取り除いたり、兵学として研鑽を積み、その成果を『孫子』注として残したり、李白杜甫が得意とした五言詩の礎を築いたりと、その才能は当代随一です。このことはDVD「三国志 Three Kingdoms」でも、曹操は単なる奸絶ではなく、人間くさい才能豊かな人物して描かれています。


 DVD「三国志 Three Kingdoms」は全部で48巻あります。これらを全部見ると240円×48巻で、レンタル料金は軽く1万円を軽く超えてしまいます。でも、やめられません。これからは時間的に、1週間に1度ぐらいしかレンタルできないので、全巻視聴を終えるのは夏休みに入るごろでしょうか (^_^) 。


三国志 Three Kingdoms 前篇 DVD-BOX (限定2万セット)

三国志 Three Kingdoms 前篇 DVD-BOX (限定2万セット)


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*1:悪者の極み