ハマっています。DVD「三国志 Three Kingdoms」
ゴールデンウイークも明日で終わりです。休日8日間の内訳は、陸上競技の試合が3日、ボランティアの審判が1日、練習が3日、休養が1日です。暇なときに何をやっていた? しかとは思い出せませんが、毎日必ず1回はDVDを見ていました。何を見ていたかと言えば、以前も日記に書いた「三国志 Three Kingdoms」です。完全にハマってしまいました。今日などは、練習後TUTAYAに寄って33巻を借りて視聴しました。夕方、娘が音楽CDを借りたいというので、連れて行ったときに更に34巻を借りてしまいました (^_^) 。
先だって書店で新書を物色していると、渡邉義浩「三国志−演義から正史、そして史実へ−」中公新書 が平積みしてありましたので購入しました。渡邉義浩さんは、DVD「三国志」の日本版監修をしています。この本はなかなかおもしろい。表紙裏には次のようにあります。
日本人をも魅了し続ける、三国志。しかし、『三国志演義』や、それを下敷きにした小説・ゲームの世界は「虚構」に満ちている。また、「正史」と呼ばれる歴史書の『三国志』も書き手の偏向がつきまとう。本書は、一般に親しまれている『演義』を入り口に、「正史」の記述を検討。そして、史実の世界へと誘う。暴君董卓の意外な美点、曹操が文学に託したもの、劉備と諸葛亮の葛藤―あなたの知らない三国志がここにある。
- 作者: 渡邉義浩
- 出版社/メーカー: 中央公論新社
- 発売日: 2011/03/01
- メディア: 単行本
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時代とともに「三国志」があるようです。とくに最近、「奸絶(かんぜつ)」*1とされた曹操の再評価が行われています。一般農民に田を与える屯田制をひいて、農民の流民化を防いで社会不安を取り除いたり、兵学として研鑽を積み、その成果を『孫子』注として残したり、李白、杜甫が得意とした五言詩の礎を築いたりと、その才能は当代随一です。このことはDVD「三国志 Three Kingdoms」でも、曹操は単なる奸絶ではなく、人間くさい才能豊かな人物して描かれています。
DVD「三国志 Three Kingdoms」は全部で48巻あります。これらを全部見ると240円×48巻で、レンタル料金は軽く1万円を軽く超えてしまいます。でも、やめられません。これからは時間的に、1週間に1度ぐらいしかレンタルできないので、全巻視聴を終えるのは夏休みに入るごろでしょうか (^_^) 。
三国志 Three Kingdoms 前篇 DVD-BOX (限定2万セット)
- 出版社/メーカー: エスピーオー
- 発売日: 2010/12/10
- メディア: DVD
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*1:悪者の極み