京都にて


 学年の先生方と京都へ行ってきました。レストラン「ぎおん萬養軒」に集合し、ランチをとりました。2年前にも学年の先生方と来ています。このレストランは明治37年に創業、エリザベス女王やダイアナ妃のお食事の接伴を務めています。今日も話がよく弾んだので何を食べたのかよく覚えていません /(x_x) 。デザートはごらんの通り、とてもおいしそうでしょう。



      


 食事の後は歌舞伎見物となります。四条南座です。時間が小一時間ほどあったので、近くにある知恩院へ行きました。知恩院は今年、法然上人800年大遠忌を迎えます。大河ドラマ「江(ごう)〜姫たちの戦国〜」の放映を記念し、徳川秀忠が建立した三門(国宝)が特別公開されていました。拝観料800円、ちょっと高いなと思いましたが、入ってびっくり。楼上内部には、お釈迦様や十六羅漢像が鎮座し、柱や天井には極彩色の天女や飛龍が描かれていました。三門から奥へ行きたかったところですが、時間がなく南座へとって返しました。



      


 歌舞伎観劇は初めてです。「歌舞伎なんてお年が召した方が見るものだ」なんて思っていました。テレビで見る歌舞伎は退屈そうでした。座席はくじ運が強いのか、最前列中央のかぶりつき席。出し物は、「獨道中五十三驛」−市川右近十五役早替わりならびに宙乗り相務め申し候−。この話は、「東海道四谷怪談」などで知られる四世鶴屋南北の作で、初演は1827年という名歌舞伎です。丹波の国・由留木家(ゆるぎけ)のお家騒動の原因となった2つの宝を巡り、善悪が入り乱れて東海道五十三次を駆け巡る様を描きます。目の前で役者さんが見得を切ります。迫力満点。立ち回りでは、悪者の手下が次から次へとトンボを返ります。おもしろい (^_^) 。早替わりということで、主演の市川右近が次々と役を変えて登場します。猿之助一門の得意芸ですね。第三幕は小一時間でなんと12役を早替わり。近くから見ていて、汗びっしょりの熱演です。夕方4時から晩8時までの長丁場の舞台でしたが、飽きること引きつけられました。教員という職業は、このような観劇も文化祭などで生きてきますよね。また、機会があったら見てみたいものです。


 とても充実した1日でした。南座の前で皆さんと別れ、何人かで今日の反省会をすべく先斗町へ向かいました (^_^) 。


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