日本陸連競技者育成プログラム U-18
昨日から冬期休業が始まりました。そして、今日から2泊3日で地域の高校生強化合宿が行われています。初日である今日は、日本陸上競技連盟から講師を4名お招きし、「日本陸連競技者育成プログラム U-18」が行われました。
私は午前中は会議だったので、昼から短距離の指導を拝見しました。講師はソウル、バルセロナのオリンピック選手である青戸慎司さん(中京大学コーチ)。なんせ130名程度いるので指導も大変です。フリーアップの後、スタートについて、フライング一発失格がいずれ高校でも導入されるので、失敗しないスタート方法についてコーチングされました。
- スタブロの基本としては、ブロックは前脚は2足長、後脚は3足長で置く。
- 肩をラインより前に出さないこと。
- 「セット」のポジションで、もう一人が腰を揺らそうとして揺れるのはダメ。しっかりブロックすること。
- フライングしやすい者は、「セット」の合図でいったん腰を挙げるが少し降ろす者。
- 「オン・ユア・マーク」で回りを気にせずに、ゆっくりと間合いを取っている者がいるが、スターターはその者に合わせてピルトルを打たない。結果的に、集中できない。
そして、二人一組みでスタート時に体がブロックできているかどうかを腰を揺すって確認した後、スタート練習を行いました。その後、バウンディングの方法について説明・練習を行いました。
先生ご自身は、現役時代に炭酸ジュースもお菓子も食べることはなく体脂肪率を2%に保っていたそうです。なぜそういうことができたのかというと、それは日本記録を出すという目標をもっていたからだそうです。生徒には、自分でしっかりとした目標をもてば何でもできると話しておられました。
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