休日

「スターバックスで読書」



 世間はシルバーウイークですが,なかなかゆっくりできません。昨日まで3日間は近畿大会,明日は高校総合体育大会の陸上競技の部です。また,次の土曜日,日曜日は普及部の記録会です。ということで,今日だけ休日を取りました (^0^) 。


 朝は8時に起床しました。家族はまだ起きていません。朝食にスクランブルエッグを作り,昨夕買っていたフランスパンと一緒に食べました。その後,試合の申込みを封書に入れ,郵便局へ投函しに行きました。その際,先日三宮で買ってきた本を1冊持ちました。郵便局の帰りに,駅前の「スターバックス」に行き,ホットコーヒーを注文して読書をしたのです。


監督‐挫折と栄光の箱根駅伝‐

監督‐挫折と栄光の箱根駅伝‐


 読んだ本は,川嶋伸次『監督』です。シドニーオリンピックのマラソン代表選手である川嶋さんが書かれた本です。川嶋さんは02年より旭化成のプレーイングマネージャーから東洋大学の駅伝部の監督へ転身され,箱根駅伝で実績をつくりました。しかし,道半ばで昨年12月の駅伝部学生の不祥事で引責辞任をしました。


 この本では第5章「監督川嶋伸次」に大変興味をもちました。「昨年箱根で失敗をした先輩を今年箱根へ連れて行きたいという青春物語にひたっている部員」「自分の走りに集中するよりも,遅れをとる者に気遣う部員」「授業に参加しない部員」「服装や身だしなみがだらしない部員」「練習のために練習する部員」。しかし,「自分がやるべき練習を精一杯打ち込む」という川嶋イズムが徹底されると記録が向上し,箱根での実績も上がってきました。


 高校での部活動は部員全員が箱根を目指す大学の駅伝部とは異なり,生徒は様々な目的をもって入部しています。個々の生徒が個々のパーソナリティをつくりあげる場なので当たり前のことですが,これが難しいところです。しかし,競技力の向上という点では一致しているはずです。けれども,競技力向上とは似つかわしくないことが現実あります。それが部の風土となっていることがあるのでなかなか変えることは難しいです。川嶋さんのテーマは「伝統を変える」でしたが,そう簡単にはいきませんね。



 さて,昼食はとんでもないことで息子を病院へ連れて行った帰りに「釜揚げうどん」を食べました。地元では有名なうどん屋さんです。思っていた出汁の味,麺のコシとは違っていましたが,おいしくいただきました。わたしは,生姜と柚子の風味がきいた出汁に,コシが強い太麺が大好きです (^_^) 。


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