「千變萬化」

 「千變萬化」



 今日は昼から、今年2月に亡くなった書道の先生の初盆のお参りに、彼の実家へ行ってきました。お参りのあと、お父さんとお母さんとしばし話をしました。症状が少し出てきたときに、早く病院で検診にかかるように言ったこと。亡くなった日のこと。四十九日で伺った4月よりも、少しお元気になったように感じました。しかし、まだ彼が亡くなったことについて、実感がないとおっしゃっていました。


 さて、6月中旬に彼の所属する書道グループの恒例の作品展がありました。そこでは、彼の作品も展示され、彼の生前をしのびました。そこで、親交が厚かった人に彼の遺作が配られました。わたしはこのときは陸上競技の地区大会があり行くことができませんでしたが、わたしにも作品を1つ用意してくださっていました。先日、その作品をいただきました。


 その作品は篆刻で「千變萬化」と刻まれた印があり、その下に書があります。意味は「種々さまざまに変化すること」であり、出典は「列子」です。彼の生き様がまさに「千變萬化」であり、書道教師の姿のほかに様々な面を持ち合わせていました。


 早速この作品を居間にかけさせていただきました。わたしもこれを見ながら、「千變萬化」というわけにはいきませんが、様々なことに挑戦をしたり、その場その場で適切な働きをしていきたいと思いを新たにしました (^_^) 。


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