フィラリア検診

ote2008-06-01



 実家で母親が飼っている柴犬のフィラリア検診へ行ってきました。フィラリア(犬糸状虫)は、蚊の媒介により犬の心臓や肺の血管に寄生し、血液中の栄養分を吸って生きている、そうめん状の長さ17〜28cmの寄生虫です。


 フィラリアの感染は次のとおり進行します。まず、フィラリアが寄生している犬に蚊が吸血する際にフィラリアの仔虫を一緒に吸入します。その蚊が別の犬に吸血する時に、仔虫が犬の体内に侵入します。約3か月間皮下や筋肉内で成長を続けながら、心臓や肺・動脈へ移動します そして、更に約3か月経過すると成虫となり、仔虫を産みます。


 聴診では、左心室から大動脈への弁が弱くなって、血液が逆流する症状が以前よりも少し強くなっているとのことでした。もう14歳、人間ならば70代半ばですからね。血液検査では仔虫検査と免疫診断を行いましたが、フィラニアの感染は見られませんでした。


 6か月間有効の予防注射を受けた後、毎月1回のお肉タイプの飲み薬をもらいました。長生きしてくださいね (^_^) 。


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