先進校視察

ote2008-02-15



 今日は学力向上の先進校視察ということで、神奈川県にやって来ました。視察させていただいた学校は、県立の湘南高校と厚木高校です。両校とも1学年8クラス校ながら東大へ10名程度進学させている学校です。両校に共通なのは、二期制だということです。湘南は70分4限が基本。厚木は45分7限が基本となっています。また、両校に通じて言えることは「文武両道」です。口だけではありません。両校の生徒は、様々な学校行事で主体的に活動しています。体育大会、文化祭、教員は内容の安全面を考えたり、その指導をするだけで、運営はすべて生徒が行っています。本当に教員は内容にはタッチしないそうです。


 また、進学講習も生徒の部活動の妨げにならないように、3年生では文化祭以後から始めるそうです。驚きですね。文化祭が終わらないとそのような講習は成立しないそうです。生徒は部活動や学校行事に全力投球し、終わったならば自ら学業へ集中するそうです。生徒が主体的に活動することは神奈川の県立高校の風土のようですね。上級生が下級生を育てます。わたしの勤務校でそれをしようとすれば、5年計画ぐらいで生徒を鍛えていく必要があるでしょう。そのほか、それぞれの学校の二期制についていろいろと学びました。


 さて、神奈川まで来たので、そのまま帰るのはもったいないことです。今日は横浜で宿泊し、あすは横浜の町を探索しようと思っています。目の前は「よこはまみなと21」です。真ん前にはよこはまコスモワールドの観覧車が、その横には建物が美しいカーブを描くよこはまコンチネンタルホテルが見えます。


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