体細胞分裂の観察

ote2007-11-29



 明日から考査が始まります。今日は、ネギの根端を使って体細胞分裂の実験を3クラスで行いました。固定を省略し、塩酸で「解離」、酢酸オルセイン溶液で「染色」を行いました。今日の工夫としては、しっかり染色体を染めるために、顕微鏡の準備や実験プリントの説明の前に、「解離」「染色」の前処理をさせました。そして、「染色」している間に顕微鏡の準備、実験プリントの説明をしました。これで染色体が十分染まって見えました。


 問題は押しつぶしです。かなり強調して説明したのですが、なかなか押しつぶされていません。時間があれば、爪楊枝でカバーガラスの上から軽くたたかせてから押しつぶをさせるのですが。また、スライドガラスをクロスさせる方法もありますが、今回用意してもらった実験プリントでは無理でした。


 でもすばらしく押しつぶしがうまい生徒もいました。材料もよかったのでようか。状態のよいプレパラートは、生徒からもらってマニキュアで封入し、簡易プレパラートをつくりました。画像は今日一の生徒のプレパラートです。間期を含め、体細胞分裂の各時期がモニタの一画面におさまりました \^o^/ 。


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