一致団結

ゲキ走



 明日から3日間、陸上競技のインターハイ予選です。今日は練習を軽く終えて集合をしました。インターハイ予選の前日は、どこの学校でも明日からの健闘を誓ってなにかしらのセレモニーがあります。


 これまで勤務した2つの学校では、セレモニーでは、3年生が一言ずつこれまでの練習のことや明日からの試合にかける意気込みなどを話し、その後顧問が話をしていました。また、終わりに円陣を組んで、掛け声を出していました。さて、今年赴任した学校でのセレモニーはたいそう濃いもので、びっくりしてしまいました。


 まずは気合いを入れる儀式。円陣を組み、その真ん中で一人、もしくは複数で声を上げ、その声に対して「おー」と答えます。例えば、「悔いを残すなー」『おー』「ベストを尽くせ」『おー』「燃え尽きろー」『おー』っていうようにです。教師まで振られてしまいました。


 その後は、1,2年生が作った飾りの披露、そして「一走入魂」とロゴを入れたはちまきを先輩に贈ります。さらに、3年生が自分たちで作ったミサンガを1,2年生に贈ります。最後は各パートに分かれて、明日からの健闘を誓い合います。その後もなかなか解散しません。


 昔からの伝統の名残でこのようなことをやっていると思っていましたが、卒業生の先生に聞いてみると、自分たちの頃は何もしないで早く帰っていたとのこと。いつの頃か始まったようです。全員で一致団結してインターハイ予選に臨むための儀式なのでしょうが、多分に自己陶酔的な面もあるようです。う〜ん (^_^;) 。


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