ミイラを見ました

ote2006-10-07



 今日は1日東京です。つくばからすぐに帰るのももったいないので、東京であと1日過ごすことにしました。昨日ホテルで、どこへ行こうかと持参のパソコンをインターネットに接続して情報収集しました。東京の天気は、雨は上がるものの風は強いとのこと。それで、結局上野にある国立科学博物館へ行くことにしました。なんと今日から大英博物館ミイラと古代エジプト展」が開催です。


 科学博物館には9時過ぎに着きました。初日なので、長蛇の列ができているのではないかと思いましたが、昨日の悪天候がたたったのか、人出はあまり多くありませんでした。ミイラと古代エジプト展は、ミイラ・ネスペルエンネブウ(名前)の生きていた当時の生活や体の秘密を解き明かす「3Dシアター」から始まります。


 今回、保存状態のよかったミイラ・ネスペルエンネブウをCTスキャンにかけ、コンピュータを駆使して体の構造を調べました。その体の構造が、画面いっぱいに3Dグラフィックで示されます。脊椎骨や頭蓋骨の状態から、ネスペルエンネブウは40歳半ばで死んだそうです。また、死因は脳腫瘍と考えられます。上映時間は20分ですが、興味深いものでした、また、ナレーションが高橋克典でびっくりしました。


 そのほか、実物の展示では、鮮やかな色彩のネスペルエンネブウのカルトナージュ棺、死者を守るためのハヤブサの翼をもったエメラルド色のスカラベ、青髪をもつミイラマスク、蓋がハヤブサ、ジャッカル、ヒヒの顔をした内臓を収める壺などを見ました。一度エジプトへ行ってみたくなりました (^_^)。



 その後、博物館内のレストランで、昼食をとりました。1日50食限定のハヤシオムライスを食べました。チキンライスの上にふわふわ玉子が大きく敷かれ、チキンライスの山の周りにデミグラスソースがのっています。特においしいということはありませんが、一度家でやってみたいと思いました。



 昼からも博物館で過ごしました。1時から、ボランティアガイドによる博物館の見どころを1時間でまわるツアーがあり、それに参加しました。そのツアーで、博物館ではただディスプレイをしているわけではなく、いろいろな意図をもってディスプレイしていることがわかりました。例えば、つり下げられている海の生物も、よく見ると食物連鎖が意識されています。


  


 3時半ごろに博物館を出て、西郷さんに会いに行きました。空は昨日と打って変わって青空です。午前中強かった風もおさまっていました。それから、毎度おなじみ銀座の伊東屋へ行き、スケルトンのラインマーカーを2本、システム手帳のリフィルを買いました。最後に三越で、家へのおみやげとしてスイーツを買い、東京駅へ向かいました。帰宅は10時となりました。とっても有意義な3日間でした (^_^) 。


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