アイデアマスター
- 出版社/メーカー: ジャストシステム
- 発売日: 2006/02/10
- メディア: CD-ROM
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何でこう初物が好きなのでしょうか。「アイデアマスター」ジャストシステム社を買ってしまいました。アイデアマスターは、頭に浮かんだ考えや事例の断片を集積し、整理し、組み合わせ、新しいアイデア発想を生みだし、まとめ上げていくことができるアイデアプロセッサです。
操作はいたって簡単、文字を入力し、[Enter]を押すと文字枠(以下ノード*1という)ができます。もう一度[Enter]を押すと、関係線が伸びて、次のノードを入力することができます。さらに[Enter]を押すと、下段への関係線が伸び、ノードを次々に作成することができます。これを繰り返すと階層をもったツリーができあがります。
これは、昨日の「『学校の見える化』1:ホームページ」を書くに当たって、作成したツリーです。1つのノード「ホームページ」から「いかに見せるか」「更新について」2つのノードへ柱立てしていきます。さらに、それぞれをいくつかのトピックに分けていきます。
最初は、このツリーのような柱立てはできていませんでした。まずは思いつくままに、ノードを作成します。あるときは、あるノードをさらに分けて柱立てし、またあるときは、ノードの内容を深化させながら、下層へつないでいきます。つながりが悪い部分があれば、他のノードにつなぎ替えます。このようなことを繰り返して、ツリーができあがっていきます。
実際に、このツリーを基にして文章を書くとき、一太郎の文書に変換して、それを参考にすると、書きやすくなります。逆に、一太郎の文書からツリーへ変換することができます。
これまでさまざまな発想支援ソフトを使ってみましたが、このアイデアマスターは、操作のストレスがあまりありません。また、印刷も自動的に設定した紙の大きさに合わせてくれるようです。ただ、先ほどの説明のように自動的にノード間を結ぶのではなく、任意に関係線を引いてノード間を結んだ場合、それを含んでツリー全体のコピーができなくなってしまいます。したがって、他のソフトへ貼り付けができません。
また、ドラッグ&ドロップで簡単にノードのつなぎ替えができるはずなのですが、できるときとできないときがあります。何ででしょうか?それから、ノードは横書きしかできません。縦書きもできれば、レイアウトも工夫できるのですが。
でも、一応は思考を妨げずにアイデアを構想することができるスグレモノです (^_^) 。
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*1:要素又はテキストのこと。