「マインドマップ読書術」を読む



 マインドマップとは、ものごとを構造的に、体系的に図解で表したものです。基本的には、コンセプトマップ、ウェブマップ、アイディアツリーなどと似たものです。


 「マインドマップ読書術」の内容を、マインドマップで表してみました。


      


 この本に出てくるマインドマップは、人に見せることにも重点を置いているので、一覧性をよくするため、階層構造が浅いのが特徴です。しかし、その分、作成しているときに、思考が拡散しにくい、少し窮屈な感じがしました。その点、コンセプトマップの方が作成しやすいのではと思います。


 「マインドマップをつくったら、どんどん誰かに見せよう」と作者は言います。しかし、本を読んでいない人がマインドマップを見たとしても、その内容が十分に伝わるとは思えません。わたしの読解力不足でしょうか。


 マインドマップ、コンセプトマップなどは、作成にかかわった者のみが、理解できるものだと再認識しました。ですから、マインドマップ読書術は個人向きだと思います。しかし、これを本を読むたびに作成することには、根気が必要です。わたしには向いていないようです(^_^)。