手話講習会


 今日のLHRは、手話講習会でした。地元の聴覚障害の方と市役所の手話担当の方が来られて行われました。


 まず、聴覚障害の方のお話がありました。生後すぐに40℃の熱のために聴覚を失ったそうです。4歳からろう学校の幼稚部で発声の練習をしたそうです。「うがい」をすることで「かきくけこ」、「ローソクの炎」を消しながら「はひふへほ」、「せんべい」を舌の上にのせて「らりるれろ」を練習されたそうです。「たまごとたばこ」や「勉強と弁当」など、言葉で分かりにくいことでも手話なら大丈夫だそうです。



 その後、各クラスの代表生徒が参加して、乗物、部活動、食べ物、教科などの手話を学習しました。そのものを素直に表現したら手話になるのでしょうか。照れながら、笑わせながら、手話に挑戦していました (^_^) 。


 市役所におつとめの手話担当の方は、娘が聴覚障害であると言い、「一人でも多くの方が手話を覚えてくれるとうれしい」とお話をされていました。


 まとめのホームルームでは、かつて私が研修で訪ねた知的障害者の作業所の話をし、将来、社会でリーダーとして活躍するみんなは、社会的に弱い立場のひとのことを考えていく責任がある」というような話をして終わりました。


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